| Q. |
医療安全対策室の役割を教えてください。
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| A. |
院内で発生したヒヤリ・ハットミスなどをインシデントレポートという形で各診療科や部署から提出してもらい、東京都病院協会と日本医療機能評価機構に報告しています。第三者機関に報告することによって、医療事故の予防と対策に努めています。インシデントレポートは、月平均50例ぐらいです。特に検討すべき事例については、毎月1回開催される医療安全対策委員会で検討されるシステムになっています。
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| Q. |
医療安全対策委員会のメンバーと検討される内容について教えてください。
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| A. |
各診療科・部門のリスクマネージャーが出席します。委員会では、各リスクマネージャーにインシデントレポートを配布して、現場にフィード・バックしてもらっています。今後は、リスクマネージャーを投薬や点滴といったグループに細分化して、より一層、再発防止の対策を専門的に分析していくつもりです。また、月ごとにテーマを決め、「今月は投薬ミス撲滅強化月間」といったキャンペーンを実施していきたいと思います。
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| Q. |
インシデントレポートの内容で特に多い事例はなんですか。
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| A. |
当院の患者さんは、高齢者の方が多いので、転倒や転落の報告が多くなります。それと、気管チューブなどの抜去です。これは不可抗力による自然抜去も含まれます。
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| Q. |
この仕事に就任したきっかけはなんですか。
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| A. |
同じ葛飾区にある病院で起こった医療事故で5歳の長男を亡くした経験があります。事故からしばらくは、悲しみと後悔、病院への不信を抱え込み、閉じこもっていた時期もあったのですが、やはり、この経験を伝え、医療を良くしたいという気持ちから被害者支援団体で活動するようになりました。その時、当院の清水院長と知り合い、「豊田さんなら患者さんの気持ちがいちばんよく分かっているはず」と清水院長に頼まれたことと、以前、他の病院で医療事務のスタッフとして働いていたことがきっかけです。
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| Q. |
今後、どのような組織にしていきたいですか。
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| A. |
現場のスタッフの方との相互理解と協力関係がなければ、仮に事故が発生したとしても、再発防止にはつながらないと思います。そういう意味で現場のスタッフの方とのコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。私自身、色んなことを模索している段階ですが、医療現場に患者さんのための医療を取り入れるための体制や環境作りを目指したいと思います。
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| Q. |
患者さんへのメッセージをお願いします。
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| A. |
院内とクリニックには「ご意見箱」を設置しています。患者さんからの貴重なご意見を院内の改善に役立たせたいと思います。また、医療ミスに限らず、病院に対する苦情も積極的にうかがっていくつもりです。
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